【店の碑】ら~めん行進曲〇〇(まるまる)

元役者のご夫妻が営んでいた、優しく温かいラーメン屋さんの思い出

2017年に店仕舞いをされたこのお店とは本当に不思議なご縁でした。

あれは今から17年も前のこと。

たまたま車で走っている時に「ら~めん行進曲〇〇(まるまる)」と書かれた赤い看板が目に飛び込んできたのです。

こ、これは、SNSで知り合った中田明則さんが「3月30日にオープン」とおっしゃっていた店の名前では!?

あわてて車を停めて、お店の前へ。まだ外装の途中で塗装屋さんがペンキを塗っておられます。

お店の中を覗くと女性がひとりで開店準備中でした。
「あの、すみません」と声をかけると「はい、いらっしゃいませ!」 と朗らかな笑顔で答えて下さった、とても優しそうな方。

それが奥様のさゆりさんで、店長である旦那様は外出中とのこと。
ごていねいにオープン告知のチラシを3枚も下さいました。

初訪問は開店直後を避けて4月に入ってからでしたが、中田さん、奥様、バイトの女性店員さんの皆様から歓待して頂きました♪

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ろいまんさんの醤油ラーメン

鹿児島を代表するラーメンマニアろいまんさんが精魂込めた至極の一杯

「どんな名人が作る料理も、お母さんが子供のことを思って作る料理にはかなわないんですよ」

これは昔、一軒目店主の竹中くんが言った言葉。

料理の美味しさには食材や調理方法の良さなどの条件だけでなく「思いの丈(たけ)」が大きく関わってくる。

人を思う(愛する)心の、ありったけ。

2018年3月24日、私はそんな思いに満ちた一杯のラーメンを頂いた。

そのラーメンの美味しさを、私は一生忘れないだろう。

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一軒目 新・鹿児島ラーメン

~2010年12月に生まれた新・鹿児島ラーメンの誕生秘話~

「三人寄れば文殊の知恵」

とはいうが、“鹿児島ラーメン三兄弟” 竹中茂雄・ろいまん・Makotoの3人にいたっては頭の働きが良くも悪くも活発すぎて「囲炉裏の灰飛ぶ」「富士の山でも言い崩す」爆笑放言かしましいことこの上なかった。

しかしながら2011年の九州新幹線全線開通に向けて「新・鹿児島ラーメン」を開発しようという企画が挙がった時はさすがに違った。

三人でいろんなアイデアを何度も真剣に話し合い(といっても私Makotoはただ食べたいと言うだけ)‥‥でもやっぱり脱線は多かったが。

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JAPANラーメン道

鹿児島のラーメン屋店主が心から唸った一杯!

2010年2月、鹿児島県内のラーメン店107店舗参加によるアンケート
「鹿児島のラーメン屋店主が心から唸った一杯!」
で栄えあるランキング第1位に選ばれたのは、JAPANラーメン道の魚介系豚骨:男前らー麺でした。

斯文堂株式会社 TJカゴシマ2010年2月号52ページ掲載

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麺楽 ひまわりラーメン

整体師が中華の技術と漢方の知識を活かして作る健康ラーメン

私Makotoはラーメンが大好きですが、そのラーメンを作られるお店の方の「人間味」も大好きです。

例えばその店主さんが生きてこられた人生のなかで感じたこと、身をもって学んだことをラーメン作りに反映させてることは、話を聞かなくても伝わるものがあったりしますし。

私はそういうものを感じさせる店主さんに惹かれるし、そういうことがわかるとその方が作ったラーメンがいっそう美味しく感じたりするんです。

鹿児島県伊集院竹之山の「麺楽 ひまわりラーメン」さんもそのひとつです。

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ラーメン時計台

鹿児島人に愛され、支持されている「時計台」の美味しいラーメン

※2009年12月初訪問

みそラーメンといえば札幌、北海道ですよね。

いやいや、それが違うんですよ。
みそラーメンといえば鹿児島!ですですカゴシマ!
それも札幌じゃなく串木野。ラーメン時計台のみそラーメンなんです!

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ほりえラーメン

1960年創業。朗らかで可愛いおばあちゃんの作るラーメンが心に沁みました。

【鹿児島の女神がおわします店】

 

のれんも看板もない店だと聞いていたので、地図を片手にじっくり建物を覗いてゆくと‥‥ありました!

一見倉庫か工場か何かと見まごうようなガラス戸の向こうに、ラーメン食べてるお客さん発見!

一歩足を踏み入れると傾いたカウンターの向こうから、
小柄な可愛いおばあちゃんが

「いらっしゃい!どうぞどうぞ入って!」

と笑顔で招いて下さいました。

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